凸版印刷、グルメ杵屋、ミニストップの株主優待券
株主優待散策 in 飯田橋


遅い朝、起きて窓を開ければ前日の風雨が嘘のような穏やかで優しい陽気です。
こんな日は大敵花粉がここぞとばかり飛びまっくているのでしょうが
高機能花粉マスクをゲット(前回参照)した今、怖いものはありません。
株主優待券3枚を引っ掴んで鞄にねじ込み出掛けます。
駅へ向かう遊歩道のハナミズキが花をつけていました。下を見れば前夜の嵐で
散った桜の茎が沢山落ちています。桜の茎ってサクランボのそれと似ています。
同じバラ科サクラ属だそうな。

さて、電車に揺られ到着したのはJR飯田橋駅。時刻は11時。朝食抜きで出たので
食事にします。ブランチという感じでしょうか。東口すぐにラムラという40店舗
ほどからなるショッピングモールがあります。
飯田橋ラムラ
この中にグルメ杵屋が経営するお店があります。1階TINUN(ティーヌン)飯田橋ラムラ店です。
グルメ杵屋といえば饂飩と蕎麦ですが、ここはタイ料理のお店です。
ティーヌン飯田橋ラムラ店
本格タイ屋台料理というコンセプトで店内も明るく軽快な作りとなっています。
BGMはタイ音楽(たぶん)、店員さんもタイの方が多いのかタイ語(たぶん)が
飛び交っていて異国の雰囲気が漂っています。
ティーヌン店内の雰囲気
タイ料理は全く知らないのですがメニューは写真付で判り易くなっています。
おすすめメニューになっていた「カレーラーメン カオソイ」にしました。
パクチーは苦手だと言うと、入れないで作ってくれました。嬉しい心遣いです。
服が汚れないように紙エプロンもくれたし、気が利いています。
カレーラーメン、カオソイ
タイ北部の古都チェンマイの名物料理だそうです。辛いかなと思いましたが
ココナッツミルクの風味が効いていてまろやかな味わいでした。
茹で麺と揚げ麺が入っていて面白い食感。一杯で二度おいしい、そんな感じです。
途中まで食べて、添えられてきたレモンを絞れば一気にサッパリ味にもなりますよ。

ほど良い腹加減になったところで出発します。
支払いはグルメ杵屋株主優待券500円券1枚と現金450円の合計950円でした。
グルメ杵屋株主優待券

首都高5号線沿いの目白通りを北へ向かって歩きます。
のんびり10分ほど歩くとミニストップ文京後楽店があります。
節電しているんでしょう、店内の照明は控えめです。
ミニストップ文京後楽店
ミニストップといえばソフトクリーム。
ミニストップの株主優待はソフトクリーム無料券なのです。
ミニストップ株主優待券
無料券を渡してソフトクリームを頂戴します。
きちんと手を洗ってから作ってくれましたよ。
この時期のフレーバーはバニラと石臼挽き抹茶。今回は抹茶にしました。
ミニストップの抹茶ソフトクリーム
マスクをしているので歩きながら食べるのは無理なんですが
ちゃんと店内にイートインスペースが用意されていて、嬉しい配慮です。
気温も高くなってきて、こんな時のソフトクリームは格別です。
コーンまで全部おいしくいただきました。ごちそうさまです。

糖分と脂肪分を吸収して幸せな気分になったところで出発です。
といっても近くなわけですが。もう見えました。トッパン小石川ビル。
トッパン小石川ビル
立派なビルですね。投資先がしょぼいビルだと寂しい気持ちになりますが
豪華だとなんだか安心したりします。単純だなぁ、だから儲からないのかな。
このビルの隣に目的地の印刷博物館があります。
印刷博物館
1階ギャラリーでは「店頭デザイン大解剖展」(入場無料)をやっていました。
商品陳列にも様々な手法があるものだと感心しました。
地下が印刷博物館本展示場です。(ここからは有料ゾーンになります。)
100円ロッカーに手荷物を入れます。100円は帰りに戻ってきます。
身軽になって受付で凸版印刷から送られてきた株主招待券を渡します。
凸版印刷株主優待券
この券は1度に5名まで無料で入館できるのですが、この日は1名だったので
残り4名分の無料チケットをくださいました。
しかも無期限だそうで凄く嬉しいです。人を連れて来ることもできるし、
展示物が変わってからまた来ても良いと思います。
印刷博物館チケット
展示スケジュールやアクセスは印刷博物館ホームページで確認できます。
今回の展示は「空海からのおくりもの」。高野山の書庫に保管されている
経典や護符などの印刷物や印刷に使った板彫や版木活字などが展示されていました。
貴重で有難いものなのでしょうね。興味深かったのはホールで上映された
「血曼荼羅デジタル復元」でした。850年前の退色劣化した血曼荼羅をデジタル技術で
復元すると精細で精彩な原画が現れます。描かれた仏様はとても優しいお顔をされていました。
何だか判らない仏画にこのような姿が隠されているのかと思うと合わせる掌に心がこもります。
ところで高野山って真言宗なんですね。うちは浄土真宗なんです。まぁいいか。

常設展示は印刷に関する歴史や資料などです。
紀元前の壁画から現代の磁気カードまで印刷文化の流れをたどることができます。
印刷工房「印刷の家」というスペースもあって、実際の印刷を体験することもできます。

展示はここで終わり、出口です。
ロッカーから荷物を取り出して印刷博物館をあとにします。
…あぁ、ロッカーから返却されたはずの100円硬貨を回収するのを忘れました。
こんなつまらないオチいらないのに。

江戸川橋駅まで歩き、今回の株主優待散策は終了です。有楽町線で友人の待つ池袋へGO!

グルメ杵屋(9850) 権利確定日:3月末日、9月末日
1000株以上10000円相当の優待券(500円券20枚)を年2回贈呈

元気寿司、JBイレブンの店舗でも相互使用することができます。
権利確定日の3ヶ月後くらいに送付され、有効期間は約2年。
お釣りはでません。

ミニストップ(9946) 権利確定日:2月末日、8月末日
100株以上 ソフトクリーム無料券5枚
200株以上 ソフトクリーム無料券5枚+コーヒー無料券3枚
1000株以上 ソフトクリーム無料券20枚+コーヒー無料券3枚

優待券は権利確定日の3ヶ月後くらいに送付され
有効期間は約半年です。

凸版印刷(7911) 権利確定日:3月末日、9月末日
事業報告書に「印刷博物館 株主特別入館券」が印刷されて
いますので、キリトリ線から切って使用します。

会社が正式に発表している優待制度ではありませんので
今後も継続されるかどうかは不明です。

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